言語発達障害学各論U
       2013.05.21


 

 リハビリセンター白鳥を始め現場を活用した“生きた授業”を展開していくことは、今年度の学科の教育目標の大きな柱です。言語発達領域においては前回、「もとす広域連合療育医療施設幼児療育センター」において、実際の訓練場面の様子や、「療育の現場で期待されるSTの役割」について学ぶことができました。第2弾である今回は「神戸町立たんぽぽ学園」のご協力で、園児の皆さんに対して実際に訓練をさせて頂く機会を得ることができました その内容は、「たんぽぽ学園」に2週にわたって伺い、1回目の5月14日の授業では、実際に訓練場面を見学させて頂き、訓練の目的や留意点などの説明を受けました。そして2回目となる5月21日の授業では、学生達が考えた実施計画書を基に1時間という枠をフルに使わせて頂き、計画を実行していくというものでした。
この1週間、学生達は皆で意見を出し合って計画を立て、教材を作成し、様々なケースを想定し、その時々の対応策も検討してきました。しかし、如何せん相手は元気いっぱいの年長児さん達、なかなか始めに考えていたようにはいかず、悪戦苦闘している様子が見て取れました。 それでも何とかすべての課題を無事にやり終え、最後は子どもさん達たち一人々々とハイタッチをして訓練終了となりました。
終了後は、竹中園長先生を始め、授業に関わって下さった先生方からそれぞれの場面ごとに「○○の時には××という方法もあったのではないか?」等の具体的な助言を頂きました。学生達も実際に現場で活躍されている先生方から直接、指導を受けられるという貴重な機会であるということを十分に認識し、一言も聞き逃すまいと必死にメモを取っていました。そして最後に「初めてにしてはなかなか良かったですよ」とのいうお褒めの言葉も頂き、少し手応えを感じた様でした。
またこの日は、当該科目のみならず1年次の言語発達障害学概論でもご講義頂いた河田道敏先生もご多忙の中、駆けつけて下さり、学生達の成長ぶりに目を細めていらっしゃいました。
ご指導に当たって下さった先生方、また貴重な訓練時間に学生が関わることを快諾して下さった保護者の皆様、本当にありがとうございました。




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